新機種に乗り換えたため休眠中のiPhone6plusを家の中で充電しっぱなしで放置していたら、ある日、使おうと思い手に取ってみると、「むむっ！？」

ぱっくり、ボディが口開いてる。

がびぃーん！！

電源をONしてみるとちゃんと起動して動作する。

きっと内部のリチウムイオン電池が過充電で劣化して膨張した

結果、内部圧でケースが開きかけているらしい。

普段使っていないとはいえ、まだ十分使えていたので、取り急ぎバッテリー交換をしてもらうため、以前、バッテリー交換でお世話になった業者のもとに持ち込んだところ、外観を見て、交換だとしても、『膨らみで液晶面がダメージを受けて液晶面も交換しなきゃなることもありますよ』と、ネガティブな見解をのたまう。

ともかく、交換できるか否か、開けてみて貰わねば、埒があかないと思い、ダメもとでいいから、開けてみてバッテリー交換可能だったら交換してくれと依頼、交換の可否にかかわらず、開けて確認する作業の工賃は払うと言って、預け、一時間後に再度伺ったところ、『交換は無理ですね・・』と、一言。

しゃーないか、と確認作業の工賃￥3580を支払い、プックリ膨れたiPhone6plusを持ち帰ったわけだが、・・・・諦めきれない、業者が無理だと言ったものを、だったら、自分の責任で、自分でやるしかないかぁ～～～！！

と、Youtubeでバッテリー交換関連を色々観て、イメージトレーニング。

で、交換バッテリーを購入するためAmazonを物色し、ポチッたバッテリーキットは

YONTEX iPhone6 Plus バッテリー 交換用 大容量 3500mAh PSE基準 交換キット [2年間保証]

まぁ、ダメもとの交換作業なので、特にこだわりなくチョイスしました。

翌配で最寄りのコンビニに届けてもらうように手配し、翌日のお昼には届き、午後からじっくりと作業です。

キットの内容物は、交換バッテリーのほかに本体を開けるための特殊ドライバーや樹脂製のヘラや、バッテリー固定用の粘着テープ一式がセットされ、さらにオマケの画面保護シートまで付いてました。

とりあえず、キットを開封して欠品を確認したら、さっそくiPhone本体の特殊ネジを外して本体を開きます。

本体を開いてみると、パンパンに膨れたリチウムイオン電池がみえました。
見事なビール腹はオーナー譲りでしょうか（ｗｗｗ）

まずは、この肥大したバッテリーを取り外します。

ん？？、しかしバッテリー下部にあるはずの粘着テープの引きはがし用の耳がありません。

どうやらこれは、件の業者が、一応確認のために開いてバッテリーを外そうとしたものの、テープが切れたために、どうしようもなくて「交換は不可能です。」と突っ返したのではないかと、疑わしい疑惑の粘着テープでした。

こんな事もあろうかと、あらかじめ粘着テープが切れていた場合の取り外し方もYoutubeでイメージトレーニングしていたので、チャレンジします。

少しだけバッテリーを持ち上げながら、テープの存在を確認すると、奥のほうにチラッと見えました。

この状態で、テープからバッテリーを剥がすためにまず、本体背面をドライヤーで温めて、パッテリーと本体の隙間にプラスティックカードを差し込み、ジワジワと騙しだまし、バッテリーを持ち上げていき本体から剥がします。

何とか、剥がし終えて、バッテリーを本体から外すことに成功しました。

テープは貼り付いたままなので、粘着テープの残骸を取り去ることにします。

これが、取り外した膨張していたバッテリーです。
本来の3倍ほどの厚さに膨れていました。

テープの残骸をせっせと、こそぎ落とします。
地道な作業です。ｗｗｗ

ほぼほぼ、粘着テープの残骸が取り除けたところで、新しいバッテリーを仮付けして電源が入るか確認します。

仮付の状態で問題なく電源が入ることが確認できました。

再び本体を開き、新しいバッテリーに新しい粘着テープを貼って正規に取り付けます。
しっかりと給電コネクタを差し込んで、金属カバーをねじ止めした。

以上で、交換作業が終了したので本体を閉じてねじ止めしたら作業は完了です。