昨年、デュアルモニターのうち1台が電源入れて暫くすると映像が消えてしまうと言う現象が起きて修理したのだが、その時の原因というのが、モニター内の電源回路上の電解コンデンサの劣化によるものであった。
たぶん今回の現象も同じように回路上のコンデンサの劣化、パンクによるものと想像に難くない。
そこで、まずはモニターを分解して原因個所を突き止めることにした。
モニターの分解は二回目なので、ある程度の手順・要領は得ている。
マイナスドライバと、ブラスティックカードを使い、ぴったり合わさった筐体の隙間に差し込み、ペリペリっと、液晶モニターのプラスティック筐体を割りカバーを外した。
基盤を外して電源回路のコンデンサ類を目視チェックをしてみると
案の定 電源回路上にある1000μF10Vのアルミ電解コンデンサが頭部が膨れているのがわかる。原因となっている不具合箇所とパーツが特定できたので、このコンデンサを交換したら再生できるだろう!!(ニヤリ)
となると、今度は、交換パーツの入手だが・・・・
以前の交換の際は代替パーツをネットで探した挙句に割高の単品購入で入手したが、今回もネットでポチっとかなぁ~~と思いつつ、頭の中で色々考えを巡らせて、ふとパソコン部屋に転がっている廃棄用のパソコン部品が目に入り、「これって、宝の山っ!?」
廃棄寸前のバラしたパソコンの基盤を目を凝らしてみると・・・・なんと、液晶モニターでパンクしたコンデンサと同一規格品がゴロゴロ付いているではないか(^^)
これを外して、モニターに使えば、パーツを買う必要がなぁ~~~~~~いっ!!
早速、半田ごてで該当のコンデンサを外し、液晶モニターに取り付けて、交換作業完了で、その後モニターを仮組して、ノートPCに繋ぎ、通電して映像信号を流してみると。。。。。
バッチリ!!
通電後、時間経過しても映像が消えることもない。
以上で、今回も劣化した電解コンデンサの交換で液晶モニターの延命がなったという顛末!!
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