田舎(喜界島)の同窓生から届いた写真は開花の兆しを見せて支柱を伸ばした竜舌蘭のものだった。
この竜舌蘭は、我々昭和32年生まれの同級生の記念碑のそばに生えているもので丁度65歳の節目に花を咲かせることに大いに期待と希望を与えてくれた。
その知らせが届いて一週間後に島を襲った台風2号の強風に煽られて倒れてしまった無惨な姿の竜舌蘭の写真が届いた。
それは根っこから倒れて横たわる姿だったが、その有様を見つけた友人たちが応急処置を施し起こしてくれたらしい。
倒れた幹を起こしてロープで固定して台風を凌いだという事だった。
その後暫くは連絡がなかったが6月も終盤になって、無事に開花したとの連絡とともに最初に咲いた花の写真が届いた。
それから続いて一週間後には次々と、梅雨明けの青空を仰ぐように天に向かって花を咲かせているとの続報も入ってきた。
一説には花が咲くのは50年に一度という話もある竜舌蘭の花に自分自身の人生の花が咲いたのかなぁ~?と自問自答(笑)
次の開花を目にすることができるのかな?
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