秋分の日、彼岸花を訪ねて小さな丘へ

秋分の日、彼岸花を訪ねて小さな丘へ

秋分の日の昨日、近くにある小高い丘の上のフラワーガーデンへ出かけてきました。
目的は、彼岸花の撮影です。

きっかけは、写真整理をしていたときに目にとまった２年前の一枚。ちょうど秋分の日に撮った「白い彼岸花」の写真でした。その花にもう一度会いたくなり、思い立ってカメラをバッグに詰め、出かけることにしました。

現地までは徒歩で約2.8km。標高112mの丘を目指すのは、約1ヶ月半ぶりのウォーキングです。道すがらコンビニに立ち寄って、お茶と弁当を調達。やや秋めいた空気が心地よく、涼しさに背中を押されながら歩を進めました。

丘の上のガーデンへ

歩き始めておよそ30分、目的地に到着。秋分の日とあって、公園ではピクニックを楽しむファミリーの姿が目立ちます。のんびりした雰囲気が、秋の午後にぴったりでした。

さっそく２年前と同じ場所へ向かいましたが、目当ての白い彼岸花はまだ咲いていませんでした。少し残念な気持ちで周辺を散策していると、遊歩道の一角に赤と白の彼岸花が群生しているエリアを発見。思いがけない光景に胸が躍り、夢中でシャッターを切りました。

半日の小さな旅

撮影を楽しんだあとは、お弁当でランチ休憩。木陰で吹き抜ける風を感じながら過ごす時間は、ちょっとした贅沢です。午後2時ごろ撤収し、半日ながらも充実した野外の時間となりました。

今年は2年前と同じ場所で白い彼岸花との再会は叶いませんでしたが、その代わりに近くに群生する赤と白の彼岸花に出会えました。これもまた一期一会。次の季節、また訪ねてみようと思います。