9月も中旬を過ぎたというのにいつまで経っても暑さが厳しくて辟易する毎日に、ふと思い立って、自宅から電車とバスを乗り継いで大雄山最乗寺へと秋を探しに出かけてみた。
大雄山線の終点である大雄山駅から最寄りのバスタから道了尊行きに乗り終点の道了尊バス停で下車。
平日の九時前の道了尊バス停周辺は、涼しくて人影もまばらで閑散としている。
杉の木の森の中、木陰が日陰を作りヒンヤリとして心地よい。
ここから参道を歩き三門をくぐり更に歩を進めて瑠璃門を目指す、秋真っ盛りの瑠璃門周辺は紅葉が綺麗なポイントだが、この時期は青紅葉が木陰を作り癒やされる空間を作り出している。
瑠璃門を抜けると眼の前に本堂や書院などが広がる。
ここを左に行くと更に上に向かう参道があり色んな堂塔が建立されている。(マップ)
金剛水堂を過ぎて数分歩くと、結界門がある。
結界門の両脇の大天狗、カラス天狗銅像に睨まれながらくぐって 、石段を登り御真殿前の高下駄を眺めながら、いよいよ奥之院へ登る長い石段の前に立つ。
前回、奥之院まで登った時はまだ50歳代で体力的にまだ行けていたが、果たして仕事をリタイヤした60歳代に入っていささか不安ではあったが意を決して一歩一歩登り出した。😫
途中何度か休憩して途中で引き返すわけにも行かず、なんとか頑張ってようやく奥之院へ到達。
久しぶりの達成感を味わいながら奥之院の周囲をグルッと回り、ベンチに腰掛けてそよ吹く風に汗をかいた身体をクールダウン。
さてさて帰りのルートは登ってきた石段を下るか、奥之院裏手の坂道を下るか思案の結果、坂道を下ることにした。
慧春尼堂を過ぎ道なりに暫く歩くと、本堂前の広場に出る。
そして再び瑠璃門を下って、バス停のある茶屋前まで参道を戻りながら道端の植物をスナップしながら。
三門をくぐるともうすぐバス停のある茶屋前にたどり着く。
下りのバスは30分まち😂、まぁ急ぐ旅でもないのでのんびり待つか、それとも大雄山駅まで「天狗の小径」を散策しながら帰るとするかぁ~😜歩き出して、気づいたのだが、この小径の路面がクッション性があり膝の負担が軽減される仕様になっているのに感動😊
およそ3.5キロの道のりを杉の木立の中を歩き、いつもはバスで通り過ぎる「仁王門」に立ち寄ると、今年一番最初の彼岸花に遭遇。
まずはいつも通り過ぎていた仁王門をじっくり観察して、門の脇の茂みに咲く彼岸花を撮影して、駅までの道を再び歩き正午過ぎに駅に着き
一路、小田原に向かった。
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